アーロンチェアの価格の理由と長期保証、および保証内容について

 アーロンチェアは多機能オフィスチェアとしても販売単価が低い部類とはいえません。仕様にもよりますが、新品価格は8万~21万円、フル装備の場合は16万~21万円が目安となります。(ただしこれはあくまでもメーカー定価です。正規購入でもそれなりの値引きが入ります。)



 この価格設定は、多くの個人ユーザーさまにはご購入の大きな障壁となりえますが、ハーマンミラー社もしくはハーマンミラー社の正規販売代理店から直接ご購入された場合には、12年間の保証期間が設けられる事になります(座面昇降機能に関しては2年のみ保証)。これにより、劣化・消耗部品の多くが無償の修理・交換の対象になるのです。





以下に、ハーマンミラー社の品質保証の内容を転載します。



【品質保証の保証内容】

・ハーマンミラーの判断により、機能回復のため、

 調整、必需部品の交換、または代替品の提供を保証します。

・修理や調整はお預かり修理が基本となります。

 なお、その際の製品の輸送にかかる送料はお客様のご負担となります。

・製品によっては、国内に部品の在庫が無く、

 該当部品の輸入に3か月程かかる場合があります。

アーロンチェアの保証対象から除外されるケース

 なお、以下のような場合には無償保証の対象から除外されます。



・中古での購入品。

・オークションを通した購入品。

・フリーマーケットでの購入品。

・正規代理店などを通さず個人輸入した物。

・製品の分解や改造がされた物。



 中古品などをご購入され、何らかの不具合が発生しました場合は、ハーマンミラー社までご相談ください。有償にはなりますがご対応いただける場合があります。

 アーロンチェアの正規ルート販売価格は、この12年保証を込みにした価格であるとご理解ください。なおハーマンミラー社が長期品質保証を行っている製品はアーロンチェアに限った事ではなく、同社のHPには「ハーマンミラージャパン株式会社は(中略)以下の期間に限りその品質を保証し、製品の材質および製造上の瑕疵(かし)の責任を負います。」との文言が掲示され、製品により1年~12年の品質保証が設けられています。

 ちなみに、同じ米国のスチールケース社製・リープチェアの品質保証期間は8年であるようです。

日本製オフィスチェアの場合

 日本製品の場合は品質保証は概ね3年くらいです。ただし、日本製のチェアは一定以上のグレードであれば、有償にはなりますがパーツを取り寄せて、ユーザーさまでの修繕がしやすい傾向があります。

 アーロンチェアは構造が複雑なため、バナナクッション・ランバーサポート・キャスターなど、着脱が容易な消耗品でもない限り、ハーマンミラー社に修理を依頼する方が無難でしょう。無闇に分解を試みると、品質保証の適用外にもなります。

アーロンチェアはお買い得!

 以上を踏まえていただきますと、アーロンチェアは決して高い買い物ではないといっても頷いていただけると思います。先ほど、日本製のチェアは品質保証期間は概して3年と述べました。これを単純に考えますと、アーロンチェアは1脚で日本製品に換算すると4脚ぶんの保証があるという事になります。フル装備16万で考えると、3年ごとに4万円で新品のアーロンチェアを買うようなものです。むしろお買い得ですね。