オカムラの基礎情報

以下のデータは2013年3月31日現在のものです。なおデータは株式会社オカムラ製作所決算書および東洋経済新報社『会社四季報』を元にしています。



株式会社岡村製作所(オカムラ)

証券コード 東証1部 7994

業種 その他製品

本社所在地 〒220-0004

       横浜市西区北幸1-4-1天理ビル19階

創業  1945年

設立 1946年

資本金 187億円

売上高 単体:1,783億円

連結:1,949億万円

従業員数 単体:2,810名

     連結:4,589名

連結純利益 53億円

連結純利益/連結従業員数 109万円/人(2013年)

             84万円/人(2012年)

             13万円/人(2011年)

セグメント別売上(%)

オフィス環境事業 1,048億円(60%)

商環境事業     708億円(40%)

オカムラの歴史

 1945(昭和20)年10月創業、創業者は吉原謙二郎。社名は創業の地・岡村町に由来しています。

 

 太平洋戦争の敗北によって職務を失った航空機メーカー「日本飛行機」社員であった航空機製造技術者たちによって横浜市磯子区岡村町に創業され、金属加工技術を活かして在日米軍向けのスチール家具納入で業績を獲得しました。現在ではオフィス家具類および店舗陳列什器で高いシェアを持つ、国内唯一のフルラインメーカーです。



 1949年からは、日本で最も早い時期にトルクコンバーターの開発に取り組み、これを足がかりとして産業用機器の開発分野でも一定の地位を固めています。またオカムラは「動く製品」への情熱から、1953年に日本大学と共同で日本大学の“N”と開発開始年度の“52”を組み合わせて『N-52』という並列複座の軽飛行機を製作しました。

 さらに1957年から1960年にかけては、トルクコンバーター搭載の前輪駆動小型自動車、『ミカサ』を生産していました。ボディの製造には航空機の薄板加工技術が、シートや内装には家具製作の技術が活かされ、製作はすべて社内で行われました。これは、日本初の自動変速機搭載車(つまり日本初のAT車)として注目を集めましたが、オカムラが自動車の販売力が弱かったのに加え、メインバンク(当時の三菱銀行)がホンダを優先し、オカムラにはオフィス家具に専念するよう勧めたため、大きな成果を挙げるには至りませんでした。しかし、「一流の製品を造りたい」という創業者たちの情熱とこだわりは、現在も脈々と息づき、新たな製品を生み出しています。



 2009年には東京・虎ノ門に「オカムラいすの博物館」がオープンし、オカムラが製作した歴代のオフィスチェアが一堂に会しており、壮観です。また、博物館には現存する唯一の『ミカサ』も展示しています。